第8日目: ノートルダム教育修道女会総本部にて

ローマでの初めての朝を迎えるとまずバチカン市国に向かいました。人々の心を捉えて離さないフランシスコ教皇様のためかバチカンは想像を絶する訪問客で溢れかえっています。システィーナ礼拝堂の天井壁画のフレスコ画はあまりにも有名ですが、ミケランジェロによってこの壁画群に込められた意味も改めて学びました。隣接するサン・ピエトロ寺院では、人類の神へのあこがれを荘厳に表現した建造物や超造物にあまりにも深く感動するばかりでした。

本場マルゲリータピザで満腹になった午後は、バチカンから20分ぐらいの場所にあるノートルダム教育修道女会総本部を訪ねました。昨年京都で私たちに会って下さり、今年から総長様となられたシスターロクサーンを始めとするシスター方や修練者の方々が温かく出迎えて下さる中、現在自分たちが研究・活動を展開中である、国連SDGsに基づいたプレゼンテーションをグループ毎に聴いて頂きました。皆大変よく頑張りました。素晴らしい発表の数々に、シスターロクサーンからは随分お褒めの言葉を頂きました。発表後はたくさんのシスター方とお菓子を頂きながらおしゃべりをし、別れ際には校歌と聖歌の一つ「ごらんよ空の鳥」をプレゼントしました。そうしたらシスター方も派遣の祝福の歌を歌って下さいました。ノートルダムのシスター方が私たちに下さる強くて優しい絆を感じる瞬間でした。

私たちの旅も終盤となりました。お天気に恵まれ続けていることも、皆が病気や事故からも守られていることも、この旅行が恵みに溢れている証しです。感謝!

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